家の買い替えで気になる「家の寿命」について

家の買い替えで気になる「家の寿命」について

日本の家の寿命は短い?

日本の建物はヨーロッパ諸国と比べると建物の寿命が短いと言われています。具体的には日本の住宅の耐用年数は20年〜30年と言われています。それに比べヨーロッパ諸国の家の寿命は70年と言われています。

 

この建物の寿命の違いは一体何なのでしょうか?それは日本が戦後急速に経済成長した事に関係しているようです。

 

日本は世界に類を見ないほど急速に成長しましたが、その為に建物を短い時間で沢山建てる事が要求された時代が長く続きました。つまり短い期間で経済的に裕福になった人へ沢山住宅を供給する必要があったのです。

 

確かに日本は木材が豊富な国ですが、短期間で沢山の木を切ってしまっては日本の森が全てなくなってしまいます。そこで考案されたのが日本独自の建築方法です。

 

つまり少ない木材で、短い期間に沢山の家を建てられる「プレハブ工法的」な建築方法が採用されてしまったのです。それが結果的に「日本の建物が寿命が短い」原因になっているのです。

 

ヨーロッパ諸国の建物の寿命が長い理由

では日本に比べてヨーロッパ諸国はなぜ建物の寿命が70年と長いのでしょうか。それは建物を資産価値と考える社会的な考え方が強いからだと考えられます。

 

もちろん日本でも一戸建ての家を資産価値とはとらえてはいますが20年以上経過してしまうと、日本ではその建物の価値はほとんど0円に近い価値になってしまいます。

 

逆にヨーロッパ諸国では20年経過しても家の価値が下がらないと言われています。それどころか逆に家の価値が上がる場合も珍しくありません。ではなぜヨーロッパ諸国の家は日本と違って時間とともに資産価値が上がっていくのでしょうか?

 

それは、もちろん日本と違い長持ちする建築方法を採用している事もあると思います。ですがヨーロッパ諸国では家のメンテナンスに時間とお金をよりかけているという現実があるようです。

 

あるデータによると、日本とヨーローッパ諸国では家のメンテナンスにかける金額が2倍の開きがあるそうです。もちろんヨーロッパ諸国の方が日本より2倍のメンテナンス料金を使っているという事です。

 

ですが戦前の日本の建物は100年以上建て替える必要がなかったと言われています。これは昔の建物は丁寧に時間をかけて家づくりの職人が家を建てていた事を表しています。

 

そう考えると新築の家を建てるよりも、古民家を再生させた家の方が長持ちで長い目で見ると資産価値も高いと言えるのかもしれません。

 

買い替えなら築1年〜5年がおすすめ

ですが日本の建物もいくつかの大震災を教訓にして、耐震基準が昔よりも上がってきています。つまり新しい家ほど丈夫な家づくりになっている傾向があります。

 

もし家の買い換えをお考えなら、築年数1年〜5年の築浅物件を購入する事をお勧めします。